不眠症治療薬レンボレキサント 英国で販売承認申請受理 エーザイ

 エーザイは2日、自社創製のオレキシン受容体拮抗剤「レンボレキサント」(一般名、日本製品名:デエビゴ)について、英国の医薬品・医療製品規制庁(MHRA)が不眠症治療に関する販売承認申請(MAA)を受理したと発表した。
 対象は、少なくとも3カ月以上症状が持続し、日中の機能に相当な影響を及ぼす成人の不眠症。
 レンボレキサントは、脳内で睡眠と覚醒の状態を調節するオレキシン受容体の2種のサブタイプ(オレキシン1および2受容体)に対し、オレキシンと競合的に結合する拮抗剤であり、覚醒中枢を制御しているオレキシン神経伝達に作用する。オレキシン受容体を遮断することにより、入眠を促進し、夜間の覚醒を低下させると考えられている。
 慢性不眠症は、十分な睡眠機会があるにもかかわらず、入眠困難、睡眠維持困難のいずれか、またはその両方が、少なくとも3カ月間続くことが特徴で、疲労、集中困難、易刺激性を引き起こす可能性がある。
 英国では成人の6.8~14.8%が慢性不眠症を有すると報告されており、当事者のQOLや日常生活に大きな影響を及ぼす重要な健康課題になっているため、日中の活動への影響に配慮した治療選択肢への期待が高まっている。

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