武田薬品は26日、新型コロナワクチン「ヌバキソビッド」について、2026/27シーズン定期接種で使用する新型コロナワクチンの抗原組成変更に伴い、厚労省に対し製造販売承認事項一部変更承認申請を行ったと発表した。
今回の申請は、本年5月26日に開催された厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会におえる小委員会において、2026/27シーズンの定期接種で使用する新型コロナワクチンの抗原組成は、「1価のLP.8.1をCOVID-19ワクチン抗原とする」。また、その他の抗原(例:XFG及びNB.1.8.1)についても、「令和8年5月現在流行している変異株に対して、広汎かつ頑健な中和抗体応答又は有効性が示された抗原に該当する」として、我が国で使用するワクチンの抗原組成に含めることを規定されたことによるもの。
なお、今回の申請は、品質の抗原株の変更に係るデータに加え、XFGを抗原株としたヌバキソビッド筋注1mLが、SARS-CoV-2変異株(XFG、JN.1、LP.8.1、NB.1.8.1及びXFG.3.4.1)に対して中和抗体を産生することが認められた非臨床データに基づいている。
ヌバキソビッドは、同社がノババックスから製造技術のライセンス供与を受け、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症の予防を効能・効果として、2022年4月19日に厚生労働省より製造販売承認を取得した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の組換えスパイク蛋白質(rS)抗原を含有するワクチンである。現在、6歳以上に対する初回免疫(1、2回目接種)および12歳以上に対する追加免疫(3回目接種以降)として、適応を取得している。
なお、武田薬品は、厚労省のワクチン生産体制等緊急整備事業より、ノババックスの新型コロナワクチン候補を日本国内において生産するための技術移転・生産設備の整備・供給及び研究開発に係る助成を受けている。

