体脂肪対策領域における素材提案・製品開発の可能性拡大
ロート製薬は21日、グループ会社のエムジーファーマが届け出た機能性表示食品「甘草エキスカプセル」が、甘草由来グリアスペリンBを機能性関与成分とする機能性表示食品として日本で初めて受理され、消費者庁の機能性表示食品届出情報検索で公開されたと発表した。
「体脂肪の分解・燃焼を高める(血中ケトン体を増やす)機能」という機能性表示としても日本初の事例となる。
同件は、ロートグループ独自素材「甘草エキス末(リコニン)」由来成分を活用した体脂肪対策領域の研究成果を、機能性表示食品開発へつなげるもの。今後の自社製品への活用に加え、パートナー企業との商品開発や素材提案の可能性を広げる基盤として位置づけられる。
ロート製薬とエムジーファーマは、脂質代謝領域に着目し、甘草抽出エキスの研究を進めてきた。2024 年1月には、エムジーファーマの独自素材である甘草抽出エキスについて、肥満気味の人を対象とした臨床試験の結果、内臓脂肪低減作用等の抗肥満作用を確認した。
同品には、脂肪細胞に作用し、脂質分解を促進する機能をもつことが報告されている甘草に含まれる成分「グリアスペリンB」を配合している。同成分は、体脂肪の分解・燃焼を高める機能を有するため、かくれ肥満を含む脂肪蓄積リスクを有する方の健康維持に貢献することを目的として、同品の開発に至った。
今回、日本で初めて受理されたことにより、ロートグループ独自素材を活用した体脂肪対策領域の機能性表示食品開発が一段進んだ。今後は、自社製品への活用に加え、パートナー企業との協業や素材提案も視野に入れながら、科学的根拠に基づく独自素材の研究と機能性食品開発を通じて、ウェルビーイングの実現に貢献していく。

