アステラス製薬と標的分子探索に関する契約締結 FRONTEO

 FRONTEOは16日、アステラス製薬と、AI技術を活用した標的分子探索に関する契約を締結したと発表した。同該契約に基づき、FRONTEOのAI創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory」(DDAIF)に、アステラス製薬の疾患・創薬の知見および最先端テクノロジーを組み合わせることで、革新的医薬品の早期創出を目指す。
 FRONTEOの「DDAIF」は、自然言語処理に強みを持つ自社開発の方程式駆動型AI「KIBIT(キビット)」と、創薬研究者およびAIエンジニアの知見を融合し、疾患関連遺伝子ネットワークの解析や標的分子候補の仮説生成を支援するサービスだ。
 同プロジェクトにおいてFRONTEOは、膨大な論文情報を「KIBIT」により解析し、対象疾患と標的分子との間における、論文未報告の関係性を含む新規性の高い標的分子候補を抽出する。
 アステラス製薬は、FRONTEOが提示した標的分子候補を検証し、その結果をもとに革新的医薬品の創出を目指す。

◆豊柴博義FRONTEO 取締役/CSO(Chief Science Officer)のコメント
 FRONTEOの「DDAIF」は、膨大な文献情報を高速かつ網羅的に解析し、AIがバイアスにとらわれることなく、既存の論文では報告されていない疾患と標的分子の未知の関連性を非連続的に発見することを強みとしている。
 疾患の複雑化・多様化を背景に、創薬標的分子候補の枯渇が世界的な課題となる中、本プロジェクトでは、アステラス製薬様が選択した対象疾患についてFRONTEOが標的分子候補の抽出とその作用メカニズムを示す仮説構築を担い、アステラス製薬様の創薬活動を推進する。
 これにより、革新的医薬品創出の迅速化が実現すると考えている。本プロジェクトを通してアンメットメディカルニーズの解消に貢献できることを光栄に思う。

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