第5回 アッヴィ アートプロジェクト 「PERSPECTIVES」作品募集開始 アッヴィ

 アッヴィは、免疫介在性炎症性疾患の患者を対象とした第5回 アッヴィ アートプロジェクト「PERSPECTIVES (パースペクティブズ)」の作品募集を開始した。募集期間は、2024年12月13日まで。
 同アートプロジェクトは、免疫介在性炎症性疾患の患者が、疾患と向き合いながらも自身のPERSPECTIVES(物の見方や視点という意味)で捉えた心とカラダの変化、日々の想いや感じたこと、新たな目標や希望などを自由に表するもの。患者の創作活動から生まれた作品を通して、より多くの人に疾患について知って貰うきっかけを作り、患者への理解につなげることを目的として実施される。
 同アートプロジェクトでは、「疾患と生きる。私の新たな可能性」をテーマに、患者自身の自由な表現により創られた作品と、その作品に込めた想いや創作の背景、作品にまつわるエピソードなども併せて募集している。
 応募作品は、絵画、彫刻、立体造形、陶芸、写真、書道、版画、工芸、手芸などジャンルは問わない。審査は、美術家や医師をはじめ、関連患者団体の代表者などの審査員による公正かつ厳正な選考を経て、受賞作品を決定する。
 同プロジェクトは、2013年にアッヴィ米国本社が主催し、世界で200人を超えるアーティストが自己免疫疾患をアーティストの視点から作品として表現するプロジェクトとして開催された。その後、2015年に患者自身に作品を作成して貰う日本独自のプロジェクトとして新たにスタートした。
 第4回より対象疾患を免疫介在性炎症性疾患に広げ、今回で5回目の開催となる。第4回までに、3歳から90歳までの幅広い年代にわたる患者から、延べ456作品が応募された。
 アッヴィでは、「免疫介在性炎症性疾患の患者が自身の疾患体験を、自身の視点で捉え表現したアート作品を通して、患者の想いや体験を共有することが、疾患に対する社会の理解を深めることにつながる」との考えを訴求している。同プロジェクトを通じて、より多くの人が患者の想いを理解し、支援することができるよう、今後も継続的なサポートを提供していく。

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