2024年3月期配当予想を無配、役員報酬も減額 住友ファーマ

 住友ファーマは28日、中期経営計画2027(2023~2027年度)における配当方針開示に伴い、2024 年3月期配当予想を無配にすると発表した。また、役員報酬も減額する。
 同社は、業績に裏付けられた成果を適切に配分することを重視しており、安定的な配当に加えて、業績向上に連動した増配を行うことを配当の基本方針としている。
 今回、本基本方針に則り、中期経営計画2027の期間においては、コア営業損失を見込む 2024 年 3 月期は無配の方針、コア営業利益を見込む 2025 年 3 月期は復配の方針とし、その後は安定配当を目指す。
 また、2023年3月期の親会社の所有者に帰属する当期損失に続いて、2024年3 月期のコア営業損失を見込むこと、および配当予想に鑑み、次のとおり取締役の報酬の減額を実施する。

(1) 減額の内容:代表取締役社長 基本報酬の 30%
その他の取締役(社外取締役を除く) 基本報酬の10%

(2) 減額実施期間:2023 年4月から 2024年3月まで(12 カ月間)

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