脱分化型脂肪肉腫治療薬ブリギマドリン 厚労省が先駆的医薬品制度対象品目に指定 日本ベーリンガーインゲルハイム

 日本ベーリンガーインゲルハイムは25日、脱分化型脂肪肉腫を対象に開発中のMDM2-P53阻害剤ブリギマドリン(開発番号:BI 907828)について、厚労省より「先駆的医薬品指定制度」の対象品目に指定されたと発表した。
 脱分化型脂肪肉腫は、高悪性度の希少癌であり、他の脂肪肉腫のサブタイプに比べて再発(40%)や転移(15-20%)の可能性が高く、QOLや生存率の低下につながることが多い疾患である。
 先駆的医薬品指定制度は、一定の要件を満たす画期的な医薬品について、開発の比較的早期の段階から対象品目に指定し、薬事承認に関する相談・審査で優先的な取扱いをすることで、承認審査の期間を短縮し、早期の実用化を図るもの。この制度では、審査期間は6カ月以内を目指している。

◆荻村正孝日本ベーリンガーインゲルハイム代表取締役医薬事業ユニット統括社長のコメント
 今回ブリギマドリンが脱分化型脂肪肉腫に対する画期的な治療薬候補として先駆的医薬品に指定されたことを大変嬉しく思う。
 脱分化型脂肪肉腫は、後腹膜や四肢に発生する悪性腫瘍で、患者さんの数が少ない希少がんの一種で、数が少ないため診療上の課題が大きく、治療選択肢が限られているアンメットメディカルニーズの高い領域である。有効な新しい治療法を待ち望む患者さんにいち早くお届けできるよう尽力していく。

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