2型糖尿病治療薬「テネリア錠・OD錠」、「カナグル」の第一三共との販売提携が契約満了で終了 田辺三菱製薬

 田辺三菱製薬は4日、選択的DPP-4阻害剤-2型糖尿病治療剤‐「テネリア錠」、「同OD錠」とSGLT2阻害剤「カナグル」について、第一三共との販売提携が契約満了により本年9月2日に終了すると発表した。
 田辺三菱製薬と第一三共はこれまで、「テネリア錠・OD錠」は第一三共が、「カナグル錠」は田辺三菱製薬がそれぞれ販売し、医療機関への情報提供活動については両社共同で実施してきた。
 今回の販売提携終了により、第一三共は、「テネリア錠・OD錠」の販売・流通を田辺三菱製薬に移管し、田辺三菱製薬と共同で行っている「テネリア錠・OD錠」および「カナグル®錠」の情報提供活動を終了する。
 田辺三菱製薬と第一三共は、対象製品の円滑な移管に向けて相互に協力し、2024年9月3日以降は田辺三菱製薬が「テネリア錠・OD錠」と「カナグル錠」の販売・流通および情報提供活動を単独で行う。
 なお、「テネリア錠」と「カナグル錠」の配合剤である「カナリア配合錠」については、引き続き第一三共が販売・流通を行い、両社で情報提供活動を実施する。

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