ギリアド・サイエンシズは1日、ギリアドが2023年より難治性乳がんサポートプロジェクト アッピーチ(UPEACH)実行委員会と共に取り組んでいる難治性乳がんについての正しい知識と理解を深める啓発キャンペーンの応援アンバサダーに、タレントの藤本 美貴が就任したと発表した。
乳がんは日本女性のがん罹患率で最も高く、「ホルモン受容体陽性HER2陽性乳がん」「ホルモン受容体陽性HER2陰性乳がん」「HER2陽性乳がん」「トリプルネガティブ乳がん(TNBC)」の4つのタイプがある。
そのうちTNBCは、悪性度の高い乳がんで、他のタイプよりも再発または転移する可能性が高く、転移性TNBCの5年生存率はわずか12%とされている。
これらは、TNBCが乳がんの中で最も一般的な3つの細胞表面受容体のいずれも限られているか、または、全く存在していないためである。
こうしたTNBCを始めとする難治性乳がんへの理解の促進に向けて、3月3日の「TNBC(トリプルネガティブ乳がん)デー」に合わせて1日より、藤本美貴が「難治性乳がん啓発キャンペーンの応援アンバサダー」として活動する。
◆藤本美貴のコメント
10月の乳がん啓発月間について目にすることはあり、定期的な乳がん検診と早期発見・治療の重要性に対する理解が深まっていると思うが、特に難治性の乳がんについてはあまり知られてないと感じている。
また、乳がんには複数のタイプがあり、再発や進行のリスクがある「難治性乳がん」があるということはあまり知られてないと聞いた。
そのような乳がんとともに生きる患者さんを応援する活動に賛同し、今回「難治性乳がん啓発キャンペーンの応援アンバサダー」に就任させていただくことになった。
本キャンペーンを通して、より多くの方々に「難治性乳がん」について知っていただき、患者さんのサポートができるよう一緒に頑張っていきたいと思う。