武田薬品は19日、「Global Top Employer 2024」に7年連続で認定されたと発表した。
今回、Global認定を受けた企業はわずか17社で、同社はその1社として名を連ねている。このGlobal認定に加え、24か国においてもTop Employerとして認定されている。
Top Employers Instituteは、人事分野のベストプラクティスを調査するHR Best Practices Surveyを実施し、その結果に基づいて企業・組織を認定している。同調査は、人事戦略(People Strategy)、職場環境(Work Environment)、採用(Talent Acquisition)、ラーニング(Learning)、ダイバーシティ&インクルージョン(Diversity & Inclusion)、ウェルビーイング(Well-being)を含む、20項目を評価対象としている。企業は既存の方針および施策について評価される。
武田薬品は、倫理と誠実さ(Ethics & Integrity)、存在意義と価値観(Purpose & Values)、ビジネス戦略(Business Strategy)、働く場としてのブランド力を示すエンプロイヤーブランディング(Employer Branding)および組織と変化(Organization and Change)の各項目でグローバルに高い評価を受けた。
同社がTop Employerに認定された国は以下のとおりです。
・アジア太平洋:日本、オーストラリア、中国、インド、韓国
・欧州:オーストリア、チェコ共和国、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スペイン、スイス、英国
・南米:アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、メキシコ
・中東:イスラエル
・北米:カナダ、米国
◆ローレン・デュプレイ武田薬品チーフHRオフィサーのコメント
当社の従業員は、世界中の患者さんを救うために尽力している。だからこそ、当社では理想的な働き方の実現に注力している。Top Employers Instituteからこのような評価を受けたことは、人材、ウェルビーイング、ラーニング、多様性、公平性、包括性(DE&I)のある環境づくりを優先させることが正しいアプローチであり、そうすることで当社の従業員が世界中で革新的な医薬品を創出し、お届けすることを可能にしていることを示している。
◆David Plink Top Employers Institute CEOのコメント
従業員や組織の最も良い部分は、過去に例を見ない時期にこそ引き出される。我々はそれを、今年のTop Employers認定プログラムでTop Employer 2024として認定された企業の卓越したパフォーマンスで目の当たりにした。この傑出した組織の中で、タケダは従業員に対する取り組みをグローバル規模で証明した。このように人事施策が全世界で一貫していることが、Top Employersプログラムを通してGlobal認定された一流の企業グループの特徴である。我々はこれらの企業とその功績を2024年に発表し、お祝いできることを大変光栄に思う。