ディスクロージャー優良企業医薬品部門4年連続1位塩野義製薬

 塩野義製薬は9日、日本証券アナリスト協会が主催する「証券アナリストによるディスクロージャー優良企業選定」において、2020年度(第26回)医薬品部門の第1位に選定されたと発表した。同優良企業選定は、ディスクロージャー(企業情報開示)の促進と向上を目的としたもの。塩野義製薬の受賞は、2017年度、2018年度、2019年度に続き4年連続4回目となる。
 今回の受賞において塩野義製薬が高く評価された主なポイントは次の通り。
 ◆経営陣が市場との対話を重視し、得られた知見や意見を経営に活かす姿勢
 ◆IRグループに十分な情報が集積されており、有益な対話ができている
 ◆中期経営計画や長期ビジョンを公表し、その後の進捗状況や達成のための具体的方策を十分に説明している
 ◆全般的に財務情報と非財務情報を統合し、中長期的な企業価値の向上につながる開示に積極的に取り組んでいる(例:R&D説明会における非財務情報の開示等)
 受賞に当たっての手代木功塩野義製薬社長のコメント:
 4年連続で大変名誉な賞を頂き、誠に光栄である。2020年3月期の業績が厳しいものであったにもかかわらず、今回もこのような賞に選定頂けたのは、苦しい時にこそ現状の課題と解決に向けた対策を詳細に社外へ開示し、ステークホルダーの皆さまとの対話に積極的に臨むこと、そして、こちらからの一方的な説明に終始することなく、株式市場からの声を真摯に受け止め、経営に活かす「当社のIRの基本姿勢」を愚直に継続してきたことに対し、ご評価をいただけたものと認識している。
 今回の受賞は、株式市場の皆さまから当社へのエールと受け止め、その期待に恥じぬよう、当社IRの基本姿勢をベースに、建設的な対話を通じて皆さまの関心、ニーズにお応えできるよう引き続き努力していく。

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