ダサチニブの特許侵害で沢井製薬に対し仮処分申立て ブリストルマイヤーズスクイブ

 ブリストルマイヤーズスクイブ(BMS)は6日、沢井製薬に対し、慢性骨髄性白血病「ダサチニブ」の製造販売に関する仮処分命令申立てを、7月18日に東京地裁に提起したと発表した。
 BMSは、慢性骨髄性白血病(イマチニブ抵抗性慢性骨髄性白血病を除く)を効能・効果に含む対象製品も製造販売行為は、同社が保有する特許権を侵害するものであるとの強い認識を示している。同社では、同仮処分命令申立てにおいて仮処分命令の発令を求めていくほかにも、対象行為及び対象製品に関して法的に可能なありとあらゆる手段を講じていく。
 一方、沢井製薬株は、本年10月4日、対象製品尾ダサチニブ錠「サワイ」について、「効能又は効果」、「用法及び用量」の追加承認を取得したと発表。
 具体的には、対象製品の「効能又は効果」として「慢性骨髄性白血病」が追加承認され、対象製品の「用法及び用量」として「慢性骨髄性白血病」に係る用法及び用量が追加承認されたとしている。

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