8月1日より「地域医療」篇を放映開始「世界に尽くせ、タケダ。革新的に。誠実に。」第四作目 武田薬品

 武田薬品は31日、人類共通問題に革新的に誠実に取り組む姿勢を表現するシリーズCMの第四作目「地域医療」篇を、8月1日より放映開始すると発表した。併せて、屋外広告と新聞広告も掲出する。
 同CMは、「世界に尽くせ、タケダ。革新的に。誠実に。」をキャンペーンコピーとし、2021年に創業240周年を迎えた同社の企業ブランディングキャンペーンの一環として展開するもの。
 2021年12月に放映を開始した第一作目「iPS細胞」篇、2022年2月の第二作目「ダイバーシティ」篇、2022年8月の第三作目「製造・供給」篇に続く、第四作目となる。
 今回は、「距離の壁を越えろ」がテーマだ。通院が難しい地域や簡単には薬を受け取れない地域等、医療を受けること自体が困難な場所が数多くある。「距離を乗り越えて、すべての人に医療を届けたい」が武田薬品の思い。
 第四作目では、その思いを志を同じくするパートナーと共に構想している次世代地域医療プロジェクトについて、医薬品を乗せたドローンが荒波を超えていく映像等を通じて、力強く表現している。
 CM内で取り上げている当社の次世代地域医療プロジェクトについては、2021年に、ドローンを活用して遠隔地域の患者に薬を届けるプロジェクトの実証実験を実施した。2019年には、オンラインでの診療や服薬指導、ウェアラブルデバイスによる遠隔からの病状管理など、次世代ヘルスケア社会システムの実現に向けた実証実験を実施している。
 医薬品を乗せたドローンの飛行シーンは、ウイングコプターと呼ばれる時速120kmで飛行する「医薬品配送用ドローン」を、カメラを搭載した「撮影用ドローン」で追走しながら空撮を実施した。例えれば、高速走行するスポーツカーをカメラに収めるような地上でも高難度な撮影を、空中かつ遠隔操作で行うようなチャレンジであった。
 2021年に次世代地域医療プロジェクトの実証実験を行った長崎県五島列島で撮影している。飛行ルートや撮影アングルなど何度も検証を重ね、約2ヶ月の準備期間を経て本番に臨んでいる。

 また、キャンペーン特設サイト(https://www.240.takeda.com/)では、革新性と誠実さを体現した当社の取り組みを紹介。記事や動画、ビジュアルコンテンツなどを用いて表現し、分かりやすく親しみやすいウェブサイトを目指している。このサイトでは今後も、創薬やサイエンスに関わるコンテンツはもちろん、社外パートナーとの革新的な取り組みや、製造に関するコンテンツなど、同社に関わる様々な情報を紹介していく予定である。

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