MSDは28日、肺炎予防を啓発するためのキャンペーン「65歳からの肺炎予防。」を8月18日より実施すると発表した。
同キャンペーンは、舞台や映画、テレビなど多方面で活躍中の俳優、段田安則を起用し、テレビや新聞、オンラインなどの各種媒体を通じて展開する。
肺炎は、日本人の死因の第5位で、肺炎で亡くなる方の97.9%を65歳以上の高齢者が占めている。また、日常でかかる肺炎の原因としてとくに多い細菌が肺炎球菌だ。
肺炎球菌は、歳をとって体力が衰えるなど、からだの抵抗力(免疫力)が弱まったときなどに感染を起こしやすく、普段、元気に暮らしている人でも、持病の悪化や体調不良などをきっかけに感染する可能性がある。
高齢になれば、肺炎は急激に症状が進む場合もあるため、いつまでも健やかに過ごすためには、元気なうちからの肺炎防が重要となる。
なお、MSDは、肺炎予防啓発サイト「肺炎予防.jp」(https://www.haien-yobou.jp/ )でも、高齢者とその家族を対象に、肺炎とその予防方法を紹介し、毎日の感染対策や予防接種の重要性などを解説している。