新型コロナによる中国業績進捗遅延と米州医薬品事業の最大限合理化で2022年度業績予想を下方修正 参天製薬

 参天製薬は7日、昨年11月8日に公表した2023年3月期業績予想を次の通り下方修正すると発表した(カッコ内は前回予想との増減額)。
 IFRS(フル)ベースでは、売上収益2720億円(80億円減)、営業利益△650億円(1050億円減)、税引前当期利益△850億円(1150億円減)、当期利益△155億円(100億円減)、 基本的1株当たり当期利益-40.01円(-14.20円)。

 コアベースでは、売上収益2720億円(80億円減)、コア営業利益410億円(45億円減)、コア当期利益308億円(33億円減)、基本的1 株当たりコア当期利益79.50円(88.04円)
 下方修正の理由は、新型コロナウイルス感染症の再拡大により中国における業績の進捗が想定より遅延している状況等を受けてたため。その結果、売上収益は前回発表の2800 億円から 2.9%減少の2720億円、コア営業利益は455億円から9.9%減少の410億円に修正した
 また、IFRS(フル)ベースの営業利益、税引前当期利益、当期利益は、米州における医薬品販売事業を最大限合理化するための構造改革費用等を追加で 2023 年3月期第4四半期連結会計期間において計上する見込みのため、下方修正している。

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