トラスツズマブ デルクステカン 欧州EMAが非小細胞肺がん二次治療の適応拡大申請受理 第一三共

 第一三共は5日、トラスツズマブ デルクステカンについて、HER2遺伝子変異を有する非小細胞肺がん二次治療を対象とした適応拡大申請が欧州医薬品庁(EMA)で受理されたと発表した。
 同申請は、2022年9月開催の欧州臨床腫瘍学会(ESMO 2022)で発表された同剤のグローバルP2相臨床試験(DESTINY-Lung02)、および同学会で発表され、医学雑誌「The New England Journal of Medicine」に掲載されたグローバルP2試験(DESTINY-Lung01)結果に基づくもの。
 現在、欧州では、HER2遺伝子変異を有する非小細胞肺がんを対象に承認されている抗HER2療法はない。
 第一三共は、HER2遺伝子変異を有する非小細胞肺がん二次治療における新たな治療の選択肢を提供することで、欧州のより多くのがん患者に貢献できるものと期待している。

タイトルとURLをコピーしました