10日に京都「杖美術館」グランドオープン!

 京都「杖美術館」が10日、京都市の中心部の京都府庁前にオープンした。当日は、オープン時間の10時から多くの来館者が訪れ、初日は大盛況のうちに終了した。杖美術館(京都市中京区丸太町通釜座南西角梅屋町171)の開設は、文化庁の京都移転を機に「杖」という文化を京都から改めて発信し、広めることを目的としたもの。開館時間は10:00~20:00、入場は無料。
 杖美術館の顧客ターゲットは、おしゃれな杖を求めるすべての人。おしゃれな杖を求める「シニアファッショニスタ」はもちろん、世代・性別を問わずファッションとしての杖を求めるすべての人がターゲットとしている。

「杖」という文化を京都から発信

 文化庁の京都移転を機に「杖」という文化を京都から改めて発信する杖美術館は、増え続ける高齢者(現状3,600万人)の方が憧れるような「持ってみたい杖」を集め、販売することで杖を「使う事」「持つ事」が自慢できる文化形成を目指している。杖美術館の主な概要は、次の通り。

1、【強み】杖専門店としての実績と誇り

・ 2022年現在、つえ屋の在庫は常時2万種類20万本の品揃えを超え、美術館の名に恥じない商品数を誇る。
 さらに、つえ屋は京都の中でこそ歴史は浅いものの、2006年から現在まで「杖の専門店」として邁進しており、つえ屋独自の専門資格である「ツエコンシェルジュ」を設け数多くの顧客が悦に入っている。

2、【3つのポイント】品揃え・多様性・経験

① 品揃え > 2万種類20万本の品揃え

 一般の商品はもちろんオリジナルを含む希少価値の高い商品も多数所蔵。

▷京セラとコラボレーションしたクレサンベールの杖
▷「伝統工芸師・ 下出 祐太郎 」氏とのコラボレーションした蒔絵の杖

▷天皇陛下から傷痍軍人に贈られた杖(戦傷失明杖) など

② 多様性 > 世界40ヵ国から集められた杖

 日本はもちろん、世界中から集めた多種多様な杖を所蔵。専門店として美しいものから珍しいものまで幅広く取り揃えている。
 ヨーロッパ諸国/南北アメリカ/中東諸国/アフリカ諸国/アジア諸国 (イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、アメリカ、カナダ、ブラジル、トルコ、イラン、ケニア、タンザニア、インド、タイ、インドネシア、ベトナム、中国、台湾など。

③ 経験 > 素敵専門店としての実績

 2006年から現在まで「つえ屋」は「素敵専門店」として邁進しており、多くの顧客が利用しており、専門店の名に恥じぬ商品数と知識において「美術館」を冠するに恥じないと自負している。

3、【杖の美術館への想い】京都から日本を元気にしたい!

 2022年から順次行われる文化庁の本格移転に伴い、京都から世界へと文化庁京都と共に「杖」を『気負いせずファッションの一部として持つ』という文化を今一度発信していくことを目標に「私たちの商品を持つことにより外出の機会が増え、明るく元気に活発になり、よりいっそうの健康社会を築き、笑顔があふれる社会にする」という目標を掲げている。
 本来ならば「持ちたくないものの代表」ともいえる「杖」を「明るく、健康的」といったイメージのもとに、つえ屋が世界中から集めたコレクションを展示販売「杖の美術館」から京都や日本、延いては世界中を元気づけたいとの考えの下、オープンした。

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