ハイブリッド形式で講演会を開催

 高校同窓会の企画で「昆虫食は持続可能なタンパク源」をテーマにSDG sに繋がる講演会を開催しました。活躍する卒業生を講師に迎えて同窓生に受講していただく企画で、定期的に開催し、今回で第10回となりました。
 今回は、現地参加とリモート参加が可能なハイブリッド形式を採用しました。会議や研修会で何度もリモート参加した経験はありましたが、今回は開催する側として、申し込み用紙を作成するところから始めました。今回はその作成について書かせていただきます。

①Googleフォームのアンケートフォームで申し込み用紙を作成する

最初にグーグルに新しいアカウントを作成します。
グーグルを開き「その他」にあるグーグルフォームを選びます。
グーグルフォーム作成画面でタイトル「昆虫食」と説明文「○月○日第10回トークカフェのお申し込みをいただきありがとうございます。参加申し込みを受け付けております。下記必要事項をご記入ください」などを入力します。フォームの用紙に参加者氏名、住所、メールアドレス等の質問事項を付け加えていきます。質問作成で回答の方法を「記述式」や「ラジオボタン」など選択して作ることができます。また回答「必須」を指定することもできます。

②申し込み人数を設定する

次にフォームのスクリプトエディタにてコードを記述します。申し込み人数の上限を設定する作業です。申し込み用紙を作成した画面の右上に縦並びの…を開きスクリプトエディタを選びます。スクリプトエディタに
function endFormCheck() {
var LIMIT_COUNT = 50; //ここに人数の上限値を設定
var form = FormApp.getActiveForm();
if (form.getResponses().length >= LIMIT_COUNT) {
という関数を入れ人数を制限します。

同じ画面で「保存」をクリックし、次に「実行」、「関数をデバック」、「end form check.許可を確認する」と進めます。
次にスクリプトエディタの上のメニューから「編集」→「トリガーを追加」をクリックし「保存」します。
次に上限人数に達した場合のお詫び文書を設定します。作成した申し込みフォームの編集画面に戻り「回答」のタグをクリックします。「回答を受け付け中」→「回答を受け付けていません」の状態にします。
「申し訳ありません。○月○日のトークカフェは定員に達したため、エントリーを終了しております」といれ人数制限確定です。

③グーグルフォームからの申し込み者に自動返信メールを送る

申し込みされた方に手動で返信を送る方法もありますが、自動で返信する方法もあります。
フォームの右上から「アドオン」をクリックします。検索枠に「Email Notifications of Google Forms」と入力してインストールします。右下に設定画面が表示されますので、設定していきます。
設定方法は「Use a visual editor」を選択し「EDIT」をクリックして編集を始めます。「E mail Subject」にメールの件名、「Email Message Body」にはメール本文を入力します。「○○様、この度は第10回トークカフェにお申し込みいただき、ありがとうございました。以下の内容で承りましたのでご確認ください〜」入力が完了したら「Save」で保存し「Notify Form Submitter」にチェックを入れ「Submitter Email Field」にはメールアドレスを入力する項目を選択します。最後に「Save Rule」をクリックして自動返信メールの設定は完了です。

主催する立場になり、自分で設定をしてみて、何度かフォームの作成から繰り返すうちに使用可能なものができるようになりました。新しい世界を知ったように思います。

講演では、古くから漢方としてあるアリ、セミ、イナゴ、コオロギ他をサステイナブルなタンパク源として活用するお話を聞いて、漢方薬の本をめくって復習をしました。新しいものを知って、古いものを学ぶいい機会となりました。

薬剤師 宮奥善恵

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