「栄養の日・栄養週間 2022」イベント 高橋みなみがスペシャルゲストで登場 日本栄養士会

 日本栄養士会は1日、東京都内で、“栄養と環境―地球を元気に、未来を笑顔に―”をテーマに開催する「栄養の日・栄養週間 2022」の一環として、市民公開講座『「サステナブルに食べる」ってどういうこと?~人にも地球にもやさしい持続可能な栄養とは~』をリアル+オンラインのハイブリッド形式で実施した。
 “栄養週間(8月1日〜8月7日)”の初日に実施された同講座には、タレントとして活躍している高橋みなみがスペシャルゲストとして登場。世界的な関心事として注目を集めている栄養や食糧問題について、日本栄養士会鈴木志保子副会長とトークを展開した。

左から高橋、鈴木氏


 昨年、初めての料理本を出版した高橋は、“サステナブルに食べる”をテーマとしたトークの中で、「人に見られる仕事だから、常に『痩せたい』と思っていた。朝食や夕食を抜くこともあり、その反動で夜にお菓子を食べてしまうケースもあった」など、トップアイドルとして多忙を極めた当時の食生活に関するエピソードも披露。
 デビュー当時から現在までに大きく変化した“栄養との向き合い方”を振り返りながら、栄養の大切さ、さらには食糧事情について学び、若い世代の人々に向けて「3食きちんと、ほどほどに食べることが大事、栄養は知るとおもしろい!」と呼びかけた。
 高橋は、「食べることも(料理を)つくることも好きだけど、栄養については詳しくないので、今日はしっかり学びたいと思う」と笑顔であいさつし、テーマでもある“サステナブルに食べる”について解説する鈴木副会長の言葉に耳を傾けた。
 鈴木副会長が「自分自身の持続可能(サステナブル)を考えるならば、まずは健康維持が大切。健康維持には、もちろん栄養、食事が大事で、日々の食事の蓄積が将来の自分に影響を及ぼす。それが栄養、食べることである」と講演。
 高橋は感心した表情で「健康を維持するって難しい。最初からすごく勉強になった!」とリアクションし、「料理するのは好きで、結婚もしているので、夫が家にいる時は一生懸命つくろうかな…って、週3回くらい自炊している」と明言。
 その上で、「自分ひとりの時は『なんでもいい』って思っていたが、なるべく和食で野菜中心、品数多めって意識している。あとは色で、緑が多すぎてもバランスが悪そうなので、玉子で黄色、赤が足りないからパプリカで和え物をつくっている」と、現在の食生活や栄養との向き合い方についてコメントした。
 正しい食生活への関心が高まった高橋は、“サステナブルに食べる”について「3食きちんと食べないといけない?」など疑問を投げかける場面も。鈴木副会長が「私たちの身体は化学反応の連続である。エネルギーを使うためには、1日に摂らなければならない食事を分散することが必要である。1日2食でも大丈夫だが、12時間に一食は難しい」と管理栄養士の観点で回答。
 高橋は「私は12時半に1食目を食べて、2食目が(午後)8時くらい。そうなると、身体にはよくないんですね」と納得の表情を見せた。
 高橋がアイドルとして活動していた当時の食生活について「朝は食べないかスムージーを飲むか。お昼は現場のお弁当。夜は疲れて寝ちゃうので食べないけーすもあった」と振り返る。
 さらに、「本当に不健康だけど、人に見られる仕事だから『常に痩せていたい』と思っていた。その反動で遅い時間にお腹が減ってポテチをひと袋食べてしまうこともあり、とんでもない食生活だった」と回顧。
 鈴木副会長も現代の若者の栄養状態や誤ったダイエット法に起因する“痩せ”についての問題点に言及。高橋は自身の経験を踏まえながら「今の10代、20代の女性は見られる機会が多くて、細くなりたい人も多いから栄養が足りないはず」と、若者たちの健康についてコメントした。
 また、学校の給食が“理想的な食事のカタチ”であることを知った高橋は、「栄養には知識が必要。給食が栄養の満点のカタチだった」と大きく頷いた。

 日本栄養士会は1日、東京都内で、“栄養と環境―地球を元気に、未来を笑顔に―”をテーマに開催する「栄養の日・栄養週間 2022」の一環として、市民公開講座『「サステナブルに食べる」ってどういうこと?~人にも地球にもやさしい持続可能な栄養とは~』をリアル+オンラインのハイブリッド形式で実施した。
 “栄養週間(8月1日〜8月7日)”の初日に実施された同講座には、タレントとして活躍している高橋みなみがスペシャルゲストとして登場。世界的な関心事として注目を集めている栄養や食糧問題について、日本栄養士会鈴木志保子副会長とトークを展開した。
 昨年、初めての料理本を出版した高橋は、“サステナブルに食べる”をテーマとしたトークの中で、「人に見られる仕事だから、常に『痩せたい』と思っていた。朝食や夕食を抜くこともあり、その反動で夜にお菓子を食べてしまうケースもあった」など、トップアイドルとして多忙を極めた当時の食生活に関するエピソードも披露。
 デビュー当時から現在までに大きく変化した“栄養との向き合い方”を振り返りながら、栄養の大切さ、さらには食糧事情について学び、若い世代の人々に向けて「3食きちんと、ほどほどに食べることが大事、栄養は知るとおもしろい!」と呼びかけた。
 高橋は、「食べることも(料理を)つくることも好きだけど、栄養については詳しくないので、今日はしっかり学びたいと思う」と笑顔であいさつし、テーマでもある“サステナブルに食べる”について解説する鈴木副会長の言葉に耳を傾けた。
 鈴木副会長が「自分自身の持続可能(サステナブル)を考えるならば、まずは健康維持が大切。健康維持には、もちろん栄養、食事が大事で、日々の食事の蓄積が将来の自分に影響を及ぼす。それが栄養、食べることである」と講演。
 高橋は感心した表情で「健康を維持するって難しい。最初からすごく勉強になった!」とリアクションし、「料理するのは好きで、結婚もしているので、夫が家にいる時は一生懸命つくろうかな…って、週3回くらい自炊している」と明言。
 その上で、「自分ひとりの時は『なんでもいい』って思っていたが、なるべく和食で野菜中心、品数多めって意識している。あとは色で、緑が多すぎてもバランスが悪そうなので、玉子で黄色、赤が足りないからパプリカで和え物をつくっている」と、現在の食生活や栄養との向き合い方についてコメントした。
 正しい食生活への関心が高まった高橋は、“サステナブルに食べる”について「3食きちんと食べないといけない?」など疑問を投げかける場面も。鈴木副会長が「私たちの身体は化学反応の連続である。エネルギーを使うためには、1日に摂らなければならない食事を分散することが必要である。1日2食でも大丈夫だが、12時間に一食は難しい」と管理栄養士の観点で回答。
 高橋は「私は12時半に1食目を食べて、2食目が(午後)8時くらい。そうなると、身体にはよくないんですね」と納得の表情を見せた。
 高橋がアイドルとして活動していた当時の食生活について「朝は食べないかスムージーを飲むか。お昼は現場のお弁当。夜は疲れて寝ちゃうので食べないけーすもあった」と振り返る。
 さらに、「本当に不健康だけど、人に見られる仕事だから『常に痩せていたい』と思っていた。その反動で遅い時間にお腹が減ってポテチをひと袋食べてしまうこともあり、とんでもない食生活だった」と回顧。
 鈴木副会長も現代の若者の栄養状態や誤ったダイエット法に起因する“痩せ”についての問題点に言及。高橋は自身の経験を踏まえながら「今の10代、20代の女性は見られる機会が多くて、細くなりたい人も多いから栄養が足りないはず」と、若者たちの健康についてコメントした。
 また、学校の給食が“理想的な食事のカタチ”であることを知った高橋は、「栄養には知識が必要。給食が栄養の満点のカタチだった」と大きく頷いた。

「サステナブルに食べるためのレシピ」オブ・ザ・イヤーの表彰式も実施

 管理栄養士や栄養士が考案し、SNSに投稿した「サステナブルに食べるためのレシピ」(総投稿数:520件/総投票数:9878票 8/1時点)の人気投票を行い、獲得票数の多かった3点の作品を8月4日「栄養の日」を記念した「サステナブルに食べるためのレシピ」オブ・ザ・イヤーとして表彰した。
 受賞した3名のうち、「セイボリースコーン」を投稿された菱沼未央氏は表彰式のステージに登壇し、「地球にとっても身体にとってもサステナブルを両立できるレシピだ」と笑顔を見せた。 

「サステナブルに食べるためのレシピ」オブ・ザ・イヤーの表彰式も実施

「サステナブルに食べるためのレシピ」オブ・ザ・イヤーの表彰式

 管理栄養士や栄養士が考案し、SNSに投稿した「サステナブルに食べるためのレシピ」(総投稿数:520件/総投票数:9878票 8/1時点)の人気投票を行い、獲得票数の多かった3点の作品を8月4日「栄養の日」を記念した「サステナブルに食べるためのレシピ」オブ・ザ・イヤーとして表彰した。
 受賞した3名のうち、「セイボリースコーン」を投稿した菱沼未央氏は表彰式のステージに登壇し、「地球にとっても身体にとってもサステナブルを両立できるレシピです」と笑顔を見せた。 

タイトルとURLをコピーしました