「こつずいしゅファミリーサポーター」LINE公式アカウント開設 ブリストル・マイヤーズ スクイブ

 ブリストル・マイヤーズ スクイブは6日、多発性骨髄腫患者とその治療を支える家族向けの「こつずいしゅファミリーサポーター」LINE公式アカウントを開設したと発表した。
 同LINE公式アカウントは、治療に向き合う患者と家族をともにサポートするツールで、6日よりブリストルマイヤーズスクイブの抗造血器悪性腫瘍剤「レブラミド」ならびに「ポマリスト」を服用する多発性骨髄腫患者向けに提供される。
 「こつずいしゅファミリーサポーター」LINE公式アカウントの開設を通じて、広く普及しているSNSツールを使って一人でも多くの患者の通院や服薬の管理を支援し、レブラミドとポマリストの適正使用の推進を図る。主な特長は次の通り。

1) 服薬・通院スケジュールを自分のスマホ上で一元管理
 医師から指示された服薬スケジュールや通院日を、患者が自らのスマホ上に手軽に集約できる。服薬や通院のリマインド機能もあるため、正確な服薬や通院忘れの防止が期待できる。

2) ニュースレターの定期配信で病気や薬に関する理解を促進
 疾患や治療に関する情報をニュースレターで定期的に配信することで、患者や家族の理解を促し、医師とのコミュニケーションの円滑化を支援する。

3) グループトーク機能で家族が治療をサポート
 患者が家族を招待してグループトークを作成可能。患者が今日の気分をアイコンで共有できるほか、トーク上に服薬や通院日の通知も届くため、患者が家族の支援を受けながらより前向きに治療に取り組めるようになることが期待できる。

 製薬業界においてもデジタルトランスフォーメーションが加速される中、ブリストル マイヤーズ スクイブは、患者や医療従事者向けの新たなデジタルツールの開発を積極的に進めている。患者向けには2020年12月に抗悪性腫瘍剤「スプリセル」を服用する慢性骨髄性白血病患者向け「スプリセル錠 服薬手帳」LINE公式アカウント、2021年12月に経口抗凝固薬「エリキュース」を服用する患者向けに「エリキュース患者様専用アカウント」LINE公式アカウントを開設。
 今回の「こつずいしゅファミリーサポーター」LINE公式アカウントは、これらに続く第3弾だ。医療従事者向けには2020年8月に「BMS(医療従事者用)」LINE公式アカウントを開設してがん領域を対象とした医薬品関連情報の提供を開始、2021年4月には血液がん、循環器、リウマチの3領域を対象に加え、同社が扱うすべての領域についての情報提供を開始した。
 同社は、今後もデジタルツールの開発を進め、製品適正使用のさらなる推進を目指す。

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