「杜」をイメージした設計で院内外をつなぐ空間演出
表示灯は、16日にグランドオープンした慶應義塾大学病院(東京都新宿区信濃町)の正面玄関において、来院者への情報提供と良質な空間演出を目指し10台の「メディカルナビタ」を追加設置し、エントランスを空間演出した。
「メディカルナビタ」は、表示灯の特長である公共・社会インフラでの地図・案内・誘導コンテンツの設置実績(全国主要鉄道駅、自治体庁舎などの公共施設、観光地案内地図、避難誘導サイン等)を基盤にした電子看板。周辺案内図、および地域・連携医療機関検索、病院からのお知らせ、広告表示を可能とする。
今回の慶應義塾大学病院への設置は、同当社の「メディカルナビタ」の展開では一施設内で最多設置数となり、そのディスプレイ数を活かし、建築物空間演出を行った初の事例となった。
同院の新エントランスホールは、来院者がリラックスできるよう「杜」をイメージした設計・空間演出がなされている。同社の「メディカルナビタ」は、建築設計の構想に合わせ、エントランスホールのストロークに沿って43インチの非接触型デジタルディスプレイを連続的に10台追加設置した。
来院・退院通行時に最新情報が視認しやすい高さで設置しており、病院からのお知らせのほか、ニュース・天気、地域・提携医院の案内広告、同院の歴史、災害時の緊急アラート表示など、院内外をつなぐ空間演出デバイスとして更なる活用が期待される。
新病院棟のグランドオープンに際して追加設置を決めた慶應義塾大学病院では、旧来のデジタルサイネージでのアナウンス等にとどまらず、同社の「メディカルナビタ」を起点に、厚生労働省が定める3次医療圏である特定機能病院として高度急性期医療の治療後の患者を受け入れる医療機関との地域連携を拡充。来院者のニーズに応えるサービス提供の一環として、今回の追加設置となった。
今回、慶應義塾大学病院の新エントランスホールに追加設置されたモニターでは、医療連携協定契約を締結している医療機関からの広告枠総数が39枠(設置工事時点で、2025年までの広告枠が完売見込み)となる。
表示灯では、今後も「メディカルナビタ」のサービス提供・コンテンツ展開の提案を通じ、地域住民の安全・安心、地域医療連携促進のさらなる向上に貢献する。