「PRIDE指標」で2年連続「ゴールド」を受賞 大日本住友製薬

 大日本住友製薬は12日、「PRIDE 指標 2021」において、最高評価の「ゴールド」を受賞したと発表した。
 同賞は、職場におけるLGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クイア/クエスチョニングなどの性的マイノリティ)に関する取り組みを評価するもので、同社は2020年から2年連続の「ゴールド」受賞となった。
 「PRIDE指標」は、2016年に日本初の職場におけるLGBTQへの取り組みの評価指標として、任意団体「work with Pride」が策定。 LGBTQの人々が誇りをもって働ける職場の実現を目指して「PRIDE指標」という名称で、次の5つの評価指標によって評価する。

1. Policy (行動宣言)
2. Representation (当事者コミュニティ)
3. Inspiration (啓発活動)
4. Development (人事制度・プログラム)
5. Engagement/Empowerment (社会貢献・渉外活動)

 大日本住友製薬は、行動宣言に、性的指向、性自認に関する差別的言動を行わないことを明記している。特に、近年は、役職者を含む全従業員を対象に、LGBTQへの正しい知識の習得とLGBQTへの理解促進を目的とした研修やセミナーを開催している。
 また、多様なセクシュアリティに関する相談窓口を設置するほか、大阪本社には、LGBTQ対応のトイレも設置している。
 同社は、今後も、ダイバーシティ&インクルージョンに関する取り組みのひとつとして、LGBTQ に対する従業員の理解を深める取り組みや対話を通して、多様な人材が活躍しすべての従業員が能力を最大限に発揮できる環境づくりを進めていく。

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