新市場区分「プライム市場」を選択申請  武田薬品

 武田薬品は1日、来年4月4日に移行が予定されている新市場区分について、9月29・30日開催の取締役会で「プライム市場」の選択申請実施を決議し、同日、申請書類を東証に提出したと発表した。
 同社では、7月9日付で東証より、新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果を受領し、「プライム市場」の上場維持基準に適合していることを確認。今回の申請に至ったもの。
 また、武田薬品は、本年6月11日に改訂されたコーポレートガバナンス・コードに基づくコーポレート・ガバナンスに関する報告書もあわせて、同日、東証に提出した。同報告書では、「プライム市場」に上場する企業に求められる開示項目についての対応状況も記載している。
 さらに、同社は、コーポレート・ガバナンスに関する透明性のさらなる向上および株主・投資家の理解促進のため、同社ホームページのコーポレート・ガバナンスのページ(https://www.takeda.com/jp/who-we-are/corporate-governance/)を刷新。
 定款や取締役会規程、指名委員会規程、報酬委員会規程、監査等委員会規程、株式等取扱規程等のガバナンスに関する規程文書を新たに掲載した。
 今後、内容に変更があり次第、随時、ホームページを更新する。

◆クリストフ・ウェバー武田薬品代表取締役社長CEOのコメント
 当社は、世界有数の規模を有し、東京証券取引所とニューヨーク証券取引所の双方に上場する唯一の研究開発型バイオ医薬品企業として、未来を見据えた世界レベルのガバナンス体制の構築を目指している。

◆佐藤弘毅武田薬品コーポレート ストラテジー オフィサー&チーフ オブ スタッフのコメント
 東証の『プライム市場』に上場し、コーポレート・ガバナンスに関する情報開示の透明性をさらに高めると共に、国内外の株主・投資家をはじめとするステークホルダーの皆さまとの丁寧な対話を深めることで、企業価値の最大化に努めていきたい。

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