ファーマフーズと資本業務提携契約締結  ロート製薬

 ロート製薬は16日、ファーマフーズとの間で資本業務提携契約を締結したと発表した。今回の資本業務提携は、両社が注力しているヘルスケア、スキンケア分野の製品開発、製造、販売において、国内外の相互のリソースを活用して収益拡大を図り、企業価値の向上を目的としたもの。
ロート製薬は、経営ビジョンに「Connect for Well-being」を掲げ、目薬や胃腸薬をはじめとする「OTC医薬品」、「機能性化粧品」にとどまらず、「機能性食品」や脂肪由来間葉系幹細胞を用いた「再生医療」など、世の中すべての人々の健康のために製薬会社の枠を超えてチャレンジを続けている。
 一方、ファーマフーズは、「医薬」(Pharmaceuticals)と「食」(Foods)の融合を目指し、「機能性素材」「バイオメディカル」「通信販売」の3事業部門において、機能性食品、化粧品、抗体創薬等の研究開発及び販売をしている。
 ロート製薬とファーマフーズは、機能性食品およびスキンケア製品等の共同開発、販売ならびに海外における生産体制の確立を主な提携分野として業務を進め、ファーマフーズ独自素材の応用から通信販売プラットフォームの活用に至るまで戦略的業務提携を推進することで合意している。同提携の具体的方針及び内容については、今後両社が協議して決定する。
 資本提携により、ロート製薬は、ファーマフーズの普通株式 20万株を上限に市場買付の方法により取得する予定である。
 なお、ロート製薬は 本年3月末現在、ファーマフーズの株式40万株を保有している。
 ファーマフーズは、ロート製薬の普通株式 20万株を上限に市場買付の方法により取得する予定。また、ロート製薬は、政策保有株式については、取引関係がある会社との関係強化・維持と業界動向の把握を目的に、当社のビジネスを発展させる場合に限っている。
 なお、同業務提携がロート製薬の 2022 年 3 月期の連結業績に与える影響につきましては軽微であり、今後公表すべき事項が生じた場合には速やかに告知する。

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