代表取締役会長に骨髄増殖性腫瘍研究第一人者の小松則夫氏が就任 ファーマエッセンシア ジャパン

ペグ化技術用いた画期的な血液領域薬剤早期承認目指す

小松氏

 アジア発グローバル・バイオファーのファーマエッセンシア(本社:台湾台北)の日本法人であるファーマエッセンシアジャパン(東京)は、4月1日付けで小松則夫氏(元順天堂大学医学部内科学血液学講座主任教授)が代表取締役会長に就任したと発表した。わが国の骨髄増殖性腫瘍(MPN)研究第一人者の小松氏の会長就任は、同社が本格的に日本での事業を展開し、ペグ化技術用いた画期的な血液領域薬剤の早期承認等を目指すことを目的としたもの。
 ファーマエッセンシアは、カンパニービジョンとして“Better Science, Better Lives.”をグローバルに掲げており、日本でもより良い医療を実現し、患者とその家族により良い生活を提供できるよう、社員一丸となって一層努力をしていく。
 ファーマエッセンシアジャパン代表取締役会長に就任にあたっての小松氏のコメントは次の通り。
 ファーマエッセンシアが開発した新規のペグ化インターフェロンであるロペグインターフェロンは、従来のインターフェロンと異なり、副作用が少なく、2週間に1回の投与で済むので、日本にも早く導入し患者のもとに一刻も早く届けたいと思っていた。
 欧州では、P3相試験で同剤の有用性が証明され、2019年2月に販売承認を取得した。日本においても2017年2月にファーマエッセンシアの日本法人としてファーマエッセンシア ジャパンが設立され、現在、真性多血症や本態性血小板血症を対象にそれぞれ臨床試験が行なわれている。
 これらの疾患の治療目標は、これまで血栓症の予防に主眼が置かれていた。だが、本剤は病気を引き起こす遺伝子変異(ドライバー変異)の量を減らすことが海外の臨床試験で報告されており、病気そのものの進行を抑制できるので、一部の患者は治癒へと導けるのではないかと期待されている。
 私はこれまで一医師として真性多血症や本態性血小板血症などの疾患に苦しんでいる患者の診療に直接携わってきたが、これからはファーマエッセンシア ジャパンの一員として、ロペグインターフェロンが一刻も早く患者のもとに届けられるよう、全力を尽くす所存である。また、今日までとは違った立場で引き続き日本の医療に貢献できることを大変うれしく思う。

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