Oscar A-Coへの武田コンシューマーヘルスケア全株式譲渡完了  武田薬品

 武田薬品は31日、武田コンシューマーヘルスケア(TCHC社)の全株式について、Blackstoneが運用し、プライベート・エクイティ・ファンドが管理する買収目的会社Oscar A-Coへの譲渡を完了したと発表した。同株式譲渡は、昨年8月に公表していたもの。
 同株式譲渡完了に伴い、TCHC社は武田薬品連結子会社から除外され、新たに「アリナミン製薬」として今後事業を運営していく。
 アリナミン製薬は、日本初のビタミンB1製剤であるアリナミンや総合感冒薬であるベンザをはじめとした製品を通じて人々の健康に貢献する。特に、同社のトップ製品でもあるアリナミンは、顧客の信頼を獲得して強力なブランドを築いている。
 今後、同社は、Blackstoneの積極的かつ戦略的な投資のもと、独立した企業グループとして迅速かつ柔軟な意思決定を行うことで、市場ニーズに即応し、製品ブランドのより一層の成長、さらに発展を目指す。
 なお、株式譲渡価額は、企業価値2420億円に、本年3月31日現在のTCHC社および武田ヘルスケアの純有利子負債や運転資本等に係る調整を行い、最終的に確定するが、現時点では約2300億円となる見込み。
 また、同株式譲渡成立により、2021年3月期に約1400億円の株式売却益(税引前)が発生する。親会社の所有者に帰属する当期利益に対してもほぼ同額の増益影響を見込んでいる。
 同件は、ノン・コア事業の譲渡に係るものであるため、Coreベースの営業利益や当期利益に対する影響はない。

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