武田薬品と大塚製薬は22日、武田薬品創製の酸関連疾患治療剤「タケキャブ」の剤形追加として、口腔内崩壊錠「タケキャブOD錠」の製造販売承認申請を行ったと発表した。
同申請は、国内で実施されたヒト生物学的同等性試験(TAK-438ODT-1001試験)および溶出試験に基づくもの。
タケキャブOD錠は、高齢者など嚥下機能が低下している患者も服用できる。また、治療の選択肢が増えることで服薬アドヒアランスの向上が期待できる。
2014年に締結した国内共同プロモーション契約に基づき、製造販売承認取得後は、製造および販売は武田薬品が行い、情報活動は大塚製薬と武田薬品の両社で実施する予定である。