KLS社とのライセンス契約でICCが仲裁判断  田辺三菱製薬

 田辺三菱製薬は14日、Kolon Life Science社(本社:韓国ソウル市、KLS社)とのライセンス契約に関して、国際商業会議所(ICC)国際仲裁裁判所(仲裁地:ソウル)の仲裁判断を11日に受領したと発表した。
 仲裁判断は、田辺三菱製薬が2018年4月、KLS社を相手方として契約締結一時金の返還等を求めた申立てに対するもの。
 ICC国際仲裁裁判所からの仲裁判断の要旨は、「KLS社に対し、田辺三菱製薬へ、契約一時金相当である25億円(およびその利息金)、損害賠償として約1.3億円(およびその利息金)、仲裁費用約790万USドルを支払う」よう命じている。
 田辺三菱製薬は、今後、同仲裁判断の詳細な内容を精査し検討する。なお、業績への影響に関しては、影響があればその時点で公表する。

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