パーサビブ 静注透析用シリンジ新発売 小野薬品

 小野薬品は21日、カルシウム受容体作動薬「パーサビブ静注透析用シリンジ(2.5mg、5mg、10mg)を新発売したと発表した。
 パーサビブは、既に「血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症」の治療薬として承認されている静注透析用(バイアル)製剤に加え、静注透析用シリンジ製剤としても提供が可能となった。
 パーサビブシリンジは、シリンジ内にあらかじめ薬剤が充填されているために速やかな投与が可能になることから、血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症の治療に携わられている医療従事者の方々の負担軽減、感染リスクの低減等に繋がるものと考えている。
 また、パーサビブの製品名がシリンジに記載されているため、取り違え防止に寄与する。
 二次性副甲状腺機能亢進症は、慢性腎不全の合併症のひとつで、副甲状腺から副甲状腺ホルモン(PTH)が過剰に分泌される病態です。PTH が過剰に分泌されることにより、骨からのリンおよびカルシウムの血中への流出が促進され、骨痛や関節痛などの症状が引き起こされる。
 また、骨から溶け出したリンおよびカルシウムが全身の心血管系に蓄積することで動脈硬化などの心血管系障害の発症リスクが高まり、生命予後に影響を及ぼすことが報告されている。

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