CDPよりSER最高評価の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に3年連続選出 塩野義製薬

 塩野義製薬は16日、環境情報開示に取り組む国際的な非営利団体CDP1より、気候変動分野で「サプライヤー・エンゲージメント評価(SER)」の最高評価である『サプライヤー・エンゲージメント・リーダー』に3年連続で選出されたと発表した。
 昨年12月に公表された気候変動および水セキュリティにおける最高評価「Aリスト企業」への選定に続き、高い評価を受けた。
 SERでは、気候変動における「ガバナンス」、「目標」、「スコープ3排出量」、「サプライヤー・エンゲージメント」の4分野に関して評価が行われる。その評価に基づき、温室効果ガス排出量を削減し、サプライチェーンの気候変動リスクを管理するための行動と戦略が優れている企業が『サプライヤー・エンゲージメント・リーダー』に選出される。2022年度は約650社(うち日本企業約130社)が選出された。
 SHIONOGIグループは、SHIONOGI Group Heritage(SHIONOGIの基本方針)ならびにSHIONOGIグループ行動憲章のもと、取り組むべき重要課題(マテリアリティ)として「環境への配慮」を特定し、SHIONOGIグループEHS3ポリシーに基づいて環境保護に貢献するための中長期的な行動目標を定めるとともに、その実現に向けた取り組みを推進している。
 加えて、SHIONOGIグループビジネスパートナーに求める行動規範を定め、協働するサプライチェーン上のビジネスパートナーに対してもその遵守に向けた活動を展開している。
 今回の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」選出は、昨年に続き、これらの継続的な取り組みが高く評価されたものと考えられる。

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