メトグルコのAG  11日薬価収載・来年2月5日発売  大日本住友製薬

 大日本住友製薬と連結子会社のDSファーマプロモは10日、ビグアナイド系経口血糖降下剤「メトグルコ」のオーソライズド・ジェネリック(AG)である『250mg MT「DSPB」/ 500mg MT「DSPB」』について、12 月11日に薬価収載されると発表した。
 大日本住友製薬およびDSファーマプロモは、安定供給への体制を整えたうえで、来年2月5日に同製品を発売する予定。
 DSファーマプロモが同製品を製造販売し、大日本住友製薬はDSファーマプロモから委託を受け同製品の流通・販売を担い、また、両社連携して情報提供活動を行う。
メトグルコ(一般名:メトホルミン塩酸塩)は、肝臓における糖新生抑制作用、末梢組織における糖取り込み促進作用、小腸における糖吸収抑制作用等を介して血糖降下作用を示すビグアナイド系経口血糖降下剤である。メトホルミン製剤は2型糖尿病の第一選択薬として幅広く用いられている。
 大日本住友製薬は、1961 年よりメトホルミン製剤を販売し、2010年よりメトグルコを販売している。同社は、長きにわたりメトホルミン製剤に携わる企業として、引き続き「メトグルコ」の情報提供活動を行うと共に、AGという新たな選択肢の提供により糖尿病患者の治療に貢献していく。
 メトグルコのAGの販売名・剤形・含量、薬価は、次の通り。
 ◆メトホルミン塩酸塩錠 250mg MT「DSPB」:1錠中日局メトホルミン塩酸塩250㎎を含有する白色~帯黄
白色の割線入りのフィルムコート錠
 ◆メトホルミン塩酸塩錠 500mgMT「DSPB」:1錠中日局メトホルミン塩酸塩 500㎎を含有する白色~帯黄
白色の割線入りのフィルムコート錠
 ◆薬価はともに1錠10円10銭。

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