9月よりスキンケア製品のプラスチック容器リサイクル開始  ロート製薬とマツモトキヨシ

 ロート製薬とマツモトキヨシホールディングスは9月1日より共同で、「地球も肌も潤うリサイクルプログラム」を全国の薬マツモトキヨシ「matsukiyo LAB(マツキヨ ラボ)」で開始する。同プログラムは、使い終わったスキンケア製品の空き容器の回収・リサイクルを通じて、地球の緑化を目的としたもの。


 近年、環境問題は未来の社会を考えた際に解決していくべき社会問題の一つとして、各業界においてアクションが多数行われている。これまで両社ではそれぞれで取り組みを行ってきましたが、製造業・小売業と業界の枠を超えて共に取り組みを行うことで、さらに多くの方がこれまでの行動を考え、変える一つのきっかけになると考えた。
 今後も顧客と共に未来を考え、一緒に取り組んでいきたいと考える両社の想いが合致し、今回の取り組みも実施に至った。緑を増やし、地球の潤いにも貢献-「地球も肌も潤うリサイクルプログラム」概要肌に潤いを与えるスキンケアアイテムだけでなく、今回は地球の潤いも考えた企画である。


 顧客には、使い終わったスキンケア製品(ロート製薬の製品以外でも可)の空プラスチック製ボトルなど対象の容器を全国の「matsukiyo LAB」に設置されている専用回収 BOXに持参してもらう。集まった空き容器は、その後テラサイクル合同会社によって新たなリサイクル素材として活用され、最終的に植木鉢となり、地球の緑を増やしていく、地球の潤いにも貢献していく。
 ロート製薬では、世代を越えてたくさんの顧客の支持を得ているブランド「肌ラボ」において、2005年に当時あまりなかったガラス瓶からプラスチックボトルへ容器の仕様を変更し、詰め替え用パウチを発売した。詰め替え用パウチは「容器よりもリーズナブルでゴミを減らすことができる」と顧客から好評を得、現在では常識となった市場を創出した。
 さらに、現在では「肌ラボ」ブランドの多くの商品に植物由来の原料を一部に用いたバイオマス容器に仕様を変更、その他日焼け止めの「スキンアクア」シリーズの一部商品でパッケージにメカニカルリサイクルPET フィルムを使用しており、これら環境に配慮した商品には独自の環境マーク「R・eco」マークを導入している
 一方、マツモトキヨシホールディングスでは、近年、ポリエチレン製のレジ袋の廃止と共に再生ポリエステル100%のオリジナルエコバッグを発売、また植物由来のバイオマス成分 30%を使用したレジ袋を用意し、顧客とともに地球の健康を考える取り組みを行っている。
 また、マツモトキヨシで展開するスキンケア PB 品シリーズ「アルジェラン」において循環資源を活用しており、肌だけでなく地球環境にもこだわり商品づくりを行っている。

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