19日より毎週ポストコロナに関するウェビナー開催   早稲田大学 高等研究所

 早稲田大学高等研究所(所長:前田恵一理工学術院教授)は16日、ウェビナー「ポストコロナの社会:学際的アプローチ」を19日より毎週Web配信により開催すると発表した。
 新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)による、「新型コロナ問題」が世界を席巻している。人類の健康生命だけではなく、世界経済、人々の生き方にまで大きな影響を及ぼしており、我々はコロナに対して長い戦いを強いられる可能性もある。
 ウェビナーでは、「グローバル化」、「感染症検査」や「リスクコミュニケーションと意思決定」といった研究テーマで、毎週異なる研究者がオンラインで登場する。「新型コロナ問題に対して我々はどう対峙し、どのような社会をつくっていくべきなのか」について、早稲田の研究者が様々な分野からアプローチする。
 開催概要は、次の通り。
 ◆全体タイトル:早稲田大学高等研究所ウェビナー「ポストコロナの社会:学際的アプローチ」
 ◆開催期間:2020年6月19日(金)~8月6日(木)
 ◆主催:早稲田大学高等研究所 
 ◆対象:学生・教職員・一般
 ◆言語:日本語
 ◆参加費:無料
 ◆参加方法:リアルタイム配信および録画配信(ZoomウェビナーとYou Tubeでの同時配信を予定、2日前に高等研究所ウェブサイトにてURL掲出)
 【各回案内】
 ◆第1回6/19(金)16:30~17:45
演題:コロナ後のグローバル化のゆくえ
講演者:戸堂康之(早稲田大学 政治経済学術院教授)
討論者:権赫旭(日本大学経済学部教授)
司会:有村俊秀(高等研究所副所長/政治経済学術院教授)
 ◆第2回6/26(金)14:45~16:00
演題:感染症の社会経済史的考察:新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大への含意を念頭に
講演者:鎮目雅人(早稲田大学政治経済学術院 教授)
討論者:稲村一隆(早稲田大学政治経済学術院准教授)
司会:有村俊秀(高等研究所副所長/政治経済学術院教授)
 ◆第3回7/2(木)16:30~17:45
演題:感染症検査を改善するための教育学部伊藤研究室の取り組み
講演者:伊藤悦朗(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
討論者:渡部聡(株式会社タウンズ顧問)
司会:前田恵一(高等研究所所長/理工学術院教授)
 ◆第4回7/9(木)14:45~16:00
演題:準備中
講演者:宮島英昭(早稲田大学常任理事/商学学術院教授)
討論者:準備中
司会:有村俊秀(高等研究所副所長/政治経済学術院教授)
 ◆第5回7/16(木)16:30~17:45
演題:コロナ問題についてのリスクコミュニケーションと意思決定
講演者:竹村和久(早稲田大学文学学術院教授/高等研究所副所長)
討論者:松原望(東京大学名誉教授)
司 会:前田恵一(高等研究所所長/理工学術院 教授)
◆第6回7/22(水)16:30~17:45
演題:新型コロナウィルス(COVID-19)とバイオメディカル研究の今後
講演者:折原芳波(東京工業大学生命理工学院 准教授/元高等研究所助教)
討論者:宮本義孝(東京農工大学・生物システム応用科学府客員教授/兼任国立成育医療研究センター、宮本工業所取締役)
司会:前田恵一(高等研究所所長/理工学術院教授) ◆第7回7/30(木)16:30~17:45
演題:日本社会における”科学的助言”のありかた
講演者:田中幹人(早稲田大学政治経済学術院准教授)
討論者:松尾敬子(科学技術振興機構イノベーション拠点推進部副調査役)
司会:竹村和久(高等研究所副所長/文学学術院 教授)
 ◆第8回8/3(月)~5(水)16:30~18:00
演題1:積極的に身体を動かすチャンスの到来!
講演者1:川上泰雄(早稲田大学 スポーツ科学学術院教授)
演題2:色とパズルでバランスのよい食事を簡単に
講演者1:田中史子(早稲田大学総合研究機構次席研究員)
討論者:川上泰雄・田中史子<相互に討論者となる>
司会:前田恵一(高等研究所所長/理工学術院教授)
 ◆第9回8/6(木)14:45~16:00
演題:「コロナ・パンデミックに対する早稲田の理念と方針、およびポスト・コロナの時代の教育のあり方」(予定)
講演者:<予定>田中愛治(早稲田大学総長)
討論者:野口晴子(早稲田大学政治経済学術院 教授)
安中進(早稲田大学高等研究所講師)
司会:有村俊秀(高等研究所 副所長/政治経済学術院 教授)
 なお、準備中の演題・討論者や予定変更については、高等研究所ウェブサイト(https://www.waseda.jp/inst/wias/)で告知する。

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