2020年3月期通期連結業績予想を上方修正   大日本住友製薬

 大日本住友製薬は28日、本年1月30日に公表した2020年3月期連結業績予想を次の通り上方修正すると発表した(カッコ内は前回発表予想)。
 売上収益4827億円(4750億円)、コア営業利益720億円(640億円)、営業利益832億円(750億円)、当期利益359億円(260億円)、親会社の所有者に帰属する当期利益408億円(310億円)、基本的1株当たり当期利益102.69円(78.03円)。
 上方修正理由については、売上収益は、北米セグメントおよび日本セグメントで好調に推移した結果、前回発表予想から77億円増の4827億円を見込んでいる。
 コア営業利益は、コアベースの販売費及び一般管理費、研究開発費は減少する見込みで、前回発表予想から80億円増の720億円を、営業利益は、米国においてCOPD治療剤「ロンハラ マグネア」の事業計画の見直しにより減損損失が計上される一方、これに伴い条件付対価公正価値の変動額の戻入を計上することなどから前回発表予想より82億円増の832 億円を見込んでいる。
 当期利益は、為替差損を計上する一方で、米国において法人所得税が減少する見込みであるため、前回発表予想から99億円増の359億円を、親会社の所有者に帰属する当期利益は、前回発表予想から98億円増の408億円を見込んでいる。

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