新型コロナ対策の一環で全国自治体のチャットボット導入加速   アルベルト

 アルベルトは17日、新型コロナウイルス対策の一環として全国自治体におけるチャットボット導入が加速していると発表した。同社は、本年3月6日より、新型コロナウイルス感染拡大に伴う住民対応の支援を目的として、AI・高性能チャットボット「スグレス」の自治体への無償提供を開始している。
 4月17日現在では、福岡県宮若市、兵庫県赤穂市を含む全国の自治体への提供が決定しており、今後も新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組む自治体等の支援を継続していく。
 アルベルトは以前より、東京都渋谷区や熊本県に「スグレス」の提供を通じて、住民向け相談システムを構築。各自治体におけるAIチャットボットの普及を目的として、「子育てオープンデータ協議会」等にも参加し、昨年6月には自治体のAIチャットボット活用に必要となるFAQデータセット及びデータフォーマットの指針を報告書として公開している。
 また、本年3月6日より、新型コロナウイルス感染拡大を受け、住民対応に日々取り組む自治体への支援を目的として、自治体への「スグレス」の無償提供を開始した。提供内容は、厚生労働省発表の「新型コロナウイルスに関するQ&A」 を活用し、「スグレス」をカスタマイズして提供している。これにより、導入時のQ&A作成作業の大幅な削減に加え、運用開始後も、適宜、最新データの反映が可能となった。また、各自治体固有のQ&Aも追加でき、それらの質疑応答データを再学習させることにより、チャットボットを通じて24時間いつでも高品質な回答を行う。
 ■提供実績(2020年4月17日現在)
・福岡県宮若市 宮若市公式ホームページ https://www.city.miyawaka.lg.jp/
・兵庫県赤穂市 赤穂市公式LINE https://line.me/R/ti/p/%40596mnkyb  他
 ■提供概要
・対象団体 :全国の自治体
・対象用途 :新型コロナウイルスに関する問い合わせ対応など、緊急性が高く一時的な用途である場合
・利用可能なインターフェース:WebサイトまたはLINE公式アカウント
・申込受付期間:2020年3月6日から5月29日まで
・申込URL :https://www.albert2005.co.jp/sugures/contact/
 なお、新型コロナウイルスの収束状況によって申込受付期間を変更する場合がある。

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