大正製薬は16日、解熱鎮痛作用に定評のある成分のロキソプロフェンを配合した解熱鎮痛薬(第1類医薬品)、「ナロンLoxy」と「ロキソプロフェンT液」を発売したと発表した。
「ナロンLoxy」は、レモン風味の錠剤で、当社オリジナルの製剤技術により、早く溶けて、痛みに速やかに効果を表す。同社の解熱鎮痛薬としては初めてのロキソプロフェン製剤。16日より、全国のスギ薬局と、クスリのアオキで販売を開始する。
一方の「ロキソプロフェンT液」は、OTC医薬品としては初めての、ワンショットの液体タイプで1回1本服用する解熱鎮痛薬。液体タイプのため、水やぬるま湯と一緒に服用する必要がなく、場所や時間を選ばずに服用できる。16日より、クスリのアオキで販売開始する。
大正製薬は、解熱鎮痛薬のナロンブランドを1960年より展開し、生活者の痛みに寄り添うブランドとして製品開発を行ってきた。現在では、イブプロフェン、エテンザミド、アセトアミノフェンなどを配合した錠剤や顆粒、5つの製品を発売している。今後も、ナロンシリーズをラインアップしていく。
各製品の主な概要は次の通り。
◆ナロンLoxy=1回量:1錠、服用回数:1日2回まで、希望小売価格6錠450円(消費税抜)、12錠 630円(消費税抜)
◆ロキソプロフェンT液=1回量:1本(10mL)、服用回数:1日2回まで、希望小売価格6本907円(消費税抜)