日印再生医療センター(NCRM)は、13日~15日までの三日間、芝浦工業大学豊洲キャンパス(東京都江東区豊洲3-7-5)で、再生医療分野の国際学術イベント「第14回NCRM NICHE」を開催する。同イベントは、2006年より毎年NCRMが開催しているもので、医学、工学、薬学などの領域を超えたネットワークを構築し、新たな共同研究や発見を生み出すプラットホーム的役割を目的としたもの。
イベント当日は、審査により選抜された優秀な学生や学者を招いて、特別講演、クイズ大会、研究発表などを実施する。
10月14日には、世界の第一線で活躍するゲスト3名による特別講演会と第2回江戸川ニッシュ賞授賞式の模様、及び受賞者のスティーブン・ローゼンバーグ博士(米国国立がん研究センター)によるスピーチが公開される。
再生医療に携わる医師、研究者、学生を参加対象としており、定員300名まで。参加費は無料。日英同時通訳あり。問い合わせは、NCRM NICHE 事務局(Tel:03-5622-3435、E-Mail:niche@nichimail.jp)まで。
14日の特別講演のテーマと演者、江戸川ニッシュ賞受賞式の内容は次の通り。
◆「iPS細胞技術を用いた血小板;大規模製造」=京都大学iPS細胞研究所江藤浩之教授
◆「多能性幹細胞を用いたヒトβ細胞発生のモデリング」=トロント大学生物学部マリア・クリスティナ・ノストロ 助教授
◆「再生医療とアンチエイジングのための幹細胞」=ケルン大学 神経生理学 ユルゲン・ヘシュラー教授
◆江戸川ニッシュ賞受賞式、授賞スピーチ=受賞者:スティーブン・ローゼンバーグ博士(米国国立がん研究センター)