国内初のOD錠DPP-4阻害薬 2型糖尿病治療剤「テネリアOD錠」新発売  田辺三菱製薬

 田辺三菱製薬は18日、選択的DPP-4阻害剤「テネリアOD錠20mg、同錠40mg」を新発売したと発表した。18日の薬価基準収載を受けて発売されたもの。
 同社は、高齢の患者や嚥下機能が低下した患者、また、水分の摂取制限が必要な患者における、さらなる利便性や服薬コンプライアンスの向上をめざし、口腔内崩壊錠(OD錠)の開発を推進。本年2月に、DPP-4阻害薬としては、国内初のOD錠である「テネリアOD錠」の製造販売承認を取得した。
 薬価は、20mg1錠134.70円、40mg1錠202.50円
 なお、「テネリア錠20mg」は2012年6月に、「同錠40mg」は2018年8月に製造販売承認を取得し、2型糖尿病治療に寄与している。
 田辺三菱製薬は、「テネリアOD錠」を通じて、2型糖尿病治療における新たな選択肢を提供し、糖尿病治療により一層貢献していく。

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