NSCLのオプジーボP3試験 5年生存率で有用性      小野薬品

 小野薬品は11日、治療歴を有する進行非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象としたP3相 CheckMate-017 およびCheckMate-057試験の有効性と安全性に関する長期統合解析において、5年生存率で有用な結果を得たと発表した。同結果は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が同日公表したもの。
 解析結果では、5 年時点で、オプジーボの投与を受けた患者において、ドセタキセル群と比較して、長期生存ベネフィットが引き続き認められた。5年生存率は、オプジーボ群で3.4%、ドセタキセル群で2.6%で、オプジーボ群はドセタキセル群に対し5倍以上の生存結果を示した。オプジーボ群における生存ベネフィットは、サブグループ全体で示された。
 オプジーボの安全性プロファイルは、これまで報告されたセカンドラインの NSCLC におけるデータと一貫しており、長期間の追跡調査でも新たな安全性シグナルは認められなかった。試験に参加している患者のうち、3年目から4年目の間に治療に関連する有害事象(AE)を発現したのは 70 例中 2 例のみで、4年目から5年目の間には、治療に関連する AE は 55 例中新たに報 告されなかった。
オプジーボに奏効を示した患者のうち、5 年時点で 32.2%が奏効が持続していた。ドセタキ セルに奏効を示した患者のうち、5 年時点で奏効が持続した患者はいなかった。奏効期間の中央値はオプジーボ群で19.9カ月、ドセタキセル群で5.6 カ月であった。
 これらのCheckMate-017および CheckMate-057 試験の 5 年間のデータは、オプジーボが従来の化学療法と比較して、この患者集団に持続的な有効性をもたらすことを裏付けている。

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