オムロン ヘルスケアは3日、低周波でひざの痛みをやわらげてウォーキングをサポートする「オムロン ひざ電気治療バンドHV-F710」が、神奈川県「ME-BYO BRAND」に認定されたと発表した。
「ME-BYO BRAND」は、2015年からスタートした、優れた未病関連の商品やサービスを神奈川県が認定する制度で、低周波治療器では初めての認定となった。
「ME-BYO (未病)」は、健康と病気を2つの明確に分けられる概念として捉えるのではなく、心身の状態は健康と病気の間を連続的に変化するものと捉えることを概念とする。
「オムロン ひざ電気治療バンド HV-F710」は、電気刺激でひざの痛みを緩和しウォーキングの継続をサポートする。それによりひざ関節を支える筋肉を鍛えることができ、ひざ痛の予防・改善を期待できる」という点が、健康寿命の延伸などの社会的課題の解決に向け、広く意識・行動変容につながるものとして評価され、今回、「ME-BYO BRAND」に認定された。
現在、日本国内で、ひざの痛みに悩む人は約3000万人といわれており、その原因の約9割は、変形性膝関節症と言われている。症状がある人の多くは、ひざを動かした時の痛みにより、歩行や階段の昇降を避ける傾向があり、日常生活における身体活動が低下する。
その結果、ロコモティブシンドローム(運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態)などに繋がり、歩行困難となるなど要介護の原因となる。
痛みの予防と改善には、ひざ関節を支える筋力の低下を防ぐことが重要で、特に歩くことが重要である。オムロン ヘルスケアでは、この社会的課題を解決する商品として、「オムロン ひざ電気治療バンドHV-F710」を2018年12月に発売。
新たな膝痛対策の手段として、注目されている。