阪大病院での新型コロナクチンP 1/2 試験全接種完了  アンジェス

 アンジェスは19日、開発中の新型コロナウイルス DNA ワクチンについて、大阪大学医学部附属病院でのP 1/2 相臨床試験の30 症例全員の接種が予定通り全て完了したと発表した。同試験の目的は、ワクチンとして最適な接種間隔および接種回数等を検討するもの。
 ワクチン開発は、計画通り進んでおり、接種完了後、経過観察を経て、大阪市立大学医学部附属病院および大阪大学医学部附属病院でのP1/2相臨床試験成績を総合的に判断する速報結果を、2020 年第 4 四半期に公表する予定にある。
 大阪大学医学部附属病院でのP1/2相臨床試験の概要は次の通り。
・ 概要:健康成人志願者を対象とした、筋肉内接種における治験薬の安全性及び免疫原性の評価
 目標症例数:30例(用量2.0mg:①10例による2 週間間隔での2回接種、②10 例による4週間間隔での2回接種、③10例による 2 週間間隔での3回接種)
 予定試験期間:2021年9月30日まで(第1回目接種から52週間のフォローアップ期間を含む)
 なお、今年度の通期連結業績に与える影響は現在精査中である。

タイトルとURLをコピーしました