日本歯科医師会(会長:堀憲郎氏)は8日、いい歯の日(11月8日)に向けて、「歯と口の健康シンポジウム2020-感染症とオーラルケア-」を10月14日午後2時よりオンライン配信で実施すると発表した。
同シンポジウムは、年明けから世界中を混乱させている新型コロナウイルスと歯周病との関係性など、「感染症とオーラルケア」をテーマに、講演や対談、さらには歯を健康に保つための歯磨き講座などを展開する。
歯周病が全身に影響を及ぼすことも分かってきた昨今、感染症を防ぐために、オーラルケアはなぜ大切なのか。また、つい自己流になりがちな日々の歯磨き、口腔ケアへの習慣などのクセを直すことが歯周病の予防となり、引いては感染予防の一助になるなど、一人ひとりが自身の健康を維持するための知識として持っておくことが重要だ。
こうした中、同シンポジウムは、国民に「口腔の健康と全身の健康の関わり」への理解を深めて貰うことを目的に開催される。
「歯と口の健康シンポジウム2020」-感染症とオーラルケア-の概要と内容は千木の通り。
Ⅰ.日時:10月14日(水)14:00~15:00
Ⅱ.形式:オンライン配信
Ⅲ.内容:
(1)プログラム1 講演
感染症とトータルオーラルケア
神奈川歯科大学 副学長 槻木恵一氏
(2)プログラム2 対談
新型コロナウイルスと歯周病との関係性
-感染・重症化を防ぐためにオーラルケアでできること-
ゲスト:東京歯科大学市川総合病院 呼吸器内科教授寺嶋毅氏
神奈川歯科大学副学長 槻木恵一氏
(3)歯科衛生士によるブラッシング講座
<視聴方法>
当日、配信時間になれば、日本歯科医師会公式YouTubeチャンネル (https://youtu.be/SEXIgC9ldMs)より参加できる。