米国コーポレートベンチャーキャピタル「Otsuka BioVentures」本格始動 大塚製薬

 大塚製薬は26日、100%子会社の大塚アメリカ Inc.(所在地:米国カリフォルニア州)の傘下において、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)活動を担う「Otsuka BioVentures, LLC」(所在地:米国ニュージャージー、OBV)を通じ、戦略的株式投資を本格的に開始したと発表した。
 OBV は、精神・神経、腎、免疫および幅広い希少疾患をはじめとする大塚製薬が注力する疾患領域において、自社研究開発を補完・拡張する革新的なサイエンスや技術に取り組む有望なスタートアップ企業を対象に、戦略的な株式投資を実施する。
 投資先企業に大塚製薬が有する開発・商業化などのノウハウを提供する一方で、最先端のサイエンスや技術との接点を拡大し、将来の戦略的パートナーシップにつなげることを目指す。
 本年6月、OBV は、第1号投資案件として、SonoThera Therapeutics (本社:米国カリフォルニア州)のシリーズB資金調達ラウンドに参加した。同社は、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)および常染色体優性多発性嚢胞腎(ADPKD)を対象に、超音波を活用した非ウイルス性遺伝子治療プラットフォームの開発を進めており、今回の調達資金は、これらプログラムの開発に活用される予定である。
 また、OBVは既に2件目の投資も実行しており、引き続き有望なライフサイエンス企業への投資機会を積極的に検討している。

◆Tarek Rabah OBV社長のコメント
 大塚製薬にとって、投資や買収、そして協業は、長年にわたり培ってきた粘り強く挑戦し続ける姿勢と卓越した臨床開発力を、新たなイノベーションへと結び付けるための重要な取り組みである。
 我々は、大塚製薬の強みや専門性を組み合わせることで、有望なイノベーションの可能性を引き出すことができる企業とパートナーシップを築き、世界中の患者さんに届ける価値を最大化することを目指している。

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