ヒスタミンH3受容体拮抗薬・逆作動薬「ウエキクス」 製造販売承認取得 ヴィアトリス製薬

 ヴィアトリス製薬は16日、ヒスタミンH3受容体拮抗薬・逆作動薬「ウエキクス」(一般名:ピトリサント塩酸塩)について、製造販売承認を取得したと発表した。
 対象は、「ナルコレプシー」および「持続性陽圧呼吸(CPAP)療法等による気道閉塞に対する治療を実施中の閉塞性睡眠時無呼吸症候群に伴う日中の過度の眠気」。
 ウエキクス錠は、脳内のヒスタミン作動性ニューロンを介して覚醒維持機構に作用する国内初の経口のヒスタミンH3 受容体拮抗薬・逆作動薬であり、厚労省によりナルコレプシーに対する希少疾病医薬品として指定されている。
 今回の承認は、ナルコレプシー患者を対象とした国内P3試験(BF2.649Ja02試験)及び海外で実施された複数の臨床試験(カタプレキシー〔情動脱力発作〕を伴うまたは伴わない患者を含む)、また、CPAP療法を受けても日中の過度の眠気(EDS)が認められる閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)患者を対象とした国内P3試験(BF2.649Jb01試験)及び海外で実施された複数の臨床試験における有効性および安全性データに基づくもの。
 同剤は、ナルコレプシーにおいては日中の過度の眠気のみならずカタプレキシーに対しても有効性を示す特徴を示した。同剤は2026年9月現在、ナルコレプシーについては欧米を含む38ヵ国以上、OSASについては欧州29ヵ国以上で承認されている。
 また、同剤は依存性が認められていないため、向精神薬等の厳格な管理を要する規制医薬品には指定されておらず、ナルコレプシーやOSASに伴うEDSに悩む患者さんが必要な治療へアクセスしやすくなることが期待される。

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