価格面での医薬品へのアクセス向上支援で米国政府と合意 アステラス製薬

 アステラス製薬は1日、価格面での医薬品へのアクセス向上を支援するため米国政府と合意したと発表した。同合意に基づき、アステラス製薬は次の取り組みを実施する。

・メディケイド(米国の医療扶助制度)向けの医薬品の価格を引き下げるとともに、今後上市する医薬品については、他の先進国の価格水準を踏まえ、グローバルでの市場環境、イノベーション、および患者さんにもたらす価値を適切に反映した価格設定を行う。

・臓器移植後の拒絶反応予防に用いられる標準治療薬であるタクロリムスの原薬25kgを、米国戦略的有効成分備蓄(SAPIR)へ提供し、重要な医薬品のサプライチェーンの強化に貢献する。
 なお、同合意に関するその他の条件については開示していない。今回の合意は、革新的な医薬品の研究開発への投資を継続しながら、患者の医薬品へのアクセス向上に取り組んできたアステラス製薬の長年にわたるコミットメントを示すもの。
 アステラス製薬は、医薬品のアフォーダビリティとイノベーションがともに前進することで、患者により大きな便益がもたらされるものと考えられる。今後も各国政府や医療機関と協力しながら、両目標の達成に向けて取り組んでいく。
 イリノイ州ノースブルックに米国本社を置くアステラス製薬は、マサチューセッツ州からカリフォルニア州に至るまで、患者、雇用、そして地域社会を支える、重要な研究開発、製造、および経済的基盤を米国内に有している。過去10年間で、アステラス製薬は米国内に2つの最先端の製造施設を新設し、マサチューセッツ州ウェストボローには細胞医療製剤の製造施設、ノースカロライナ州サンフォードに遺伝子治療製剤の製造施設を開設している。さらに、2024年には、サウスサンフランシスコのWest Coast Innovation Center、およびマサチューセッツ州ケンブリッジのAstellas Life Sciences Centerの2つの新たな研究拠点を開設した。

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