バイエル薬品は7月31日、がん研究会とオンコロジー領域における新規治療薬の開発等に関する戦略的パートナーシップ協定を締結したと発表した。
近年、オンコロジー領域においては、革新的な治療法の開発の進展に伴い、臨床開発や治験にはより高度な環境が求められている。こうした動きを背景に、臨床開発および治験実施の枠組みのさらなる最適化が期待されている。
同パートナーシップは、オンコロジー領域において日本の患者に放射性医薬品を含む革新的イノベーションを迅速に提供することを目的としたもの。
治験機会の創出をはじめ、症例登録の促進、治験エコシステムにおける効率化の推進などに関し、包括的な連携を構築する。
同協定締結を通じ、がん研究会とバイエル薬品はそれぞれの専門性と経験を活かし、臨床開発の加速を図る。加えて、日本における治験環境の発展と効率化に貢献し、日本のがん患者に新たな治療選択肢をより早く提供できるよう注力していく。
◆浅野敏雄がん研究会理事長のコメント
当会は、「がん克服をもって人類の福祉に貢献する」という理念のもと、新たな治療法の開発と質の高い治験を推進してきた。今回、バイエル薬品とのパートナーシップを通じ、これまで培ってきたがんに関する臨床研究の専門性と知見、組織体制を活かし、治験の質と効率のさらなる向上に寄与することで、日本の臨床開発の発展につながることを期待している。
◆梶川麻里子バイエル薬品研究開発本部長のコメント
バイエル薬品は、革新的な治療薬を患者さんにいち早く届けることを重要な使命と考えている。がん研究会との連携により、日本における臨床開発を推進するとともに、革新的治療の実用化を通じ、患者さんに新たな治療選択肢をより迅速にお届けできるよう取り組んでいきたい。

