リサンキズマブ 米国FDAが小児の乾癬性疾患で承認 アッヴィ

 アッヴィは22日、リキサンマブについて、米国FDAが小児の乾癬性疾患治療薬として承認したと発表した。対象は、全身療法または光線療法の適応となる中等症から重症の尋常性乾癬、または乾癬性関節炎を有する6歳以上の小児患者。
 現在、体重40kg以上の患者には150mgプレフィルドシリンジ(PFS)とペン型製剤が承認されているが、今回、40kg未満の患者に対する体重に基づく投与のための新たな55mg PFSが新たに承認された。
 乾癬患者の約30%が18歳までに症状を呈する。米国では、毎年約2万人の10歳未満の小児が乾癬と診断されており、推定1万4000人の小児が乾癬性関節炎に罹患している。小児における乾癬および乾癬性関節炎の症状は、身体機能や日常生活に支障をきたし、介護者にも負担がかかる。
 リサンキズマブは、インターロイキン-23(IL-23)の p19 サブユニットに選択的に結合し、IL-23 をブロックする IL-23 阻害薬である。炎症プロセスに関与するサイトカインであるIL-23は、多くの慢性免疫介在性疾患に関与すると考えられている。
 リサンキズマブは、尋常性乾癬、乾癬性関節炎、クローン病および成人の潰瘍性大腸炎の治療薬として、米国FDAおよび欧州医薬品庁より承認されている。

◆Roopal Thakkarアッヴィexecutive vice president, research & development兼chief scientific officer(M.D.)のコメント
 尋常性乾癬および乾癬性関節炎による影響は皮膚と関節だけに留まらない。疾患が日々の生活の中心となり、大切な幼少期の経験を妨げる場合もある。
 我々は、リサンキズマブが体重40kg以下で6歳以上の尋常性乾癬または乾癬性関節炎の小児患者さんに対する、初めてかつ唯一のIL-23阻害薬として米国で承認されたことを誇りに思う。これらの慢性疾患と向き合っているご家族にとって、有効性が実証された治療法へのアクセスを拡大することは、よりよい疾患管理のサポートや、確立された標準治療を若年層の患者さんにもお届けすることにつながるだろう

◆Leah M. Howard米国乾癬財団会長兼最高経営責任者(J.D.)のコメント
 免疫介在性疾患に罹患した子供たちにとって、幼少期の中心を占めるのは通院や将来への不安、そして慢性疾患を抱えて生きることへの精神的な重圧である。皮膚疾患と関節疾患の両方に対して承認された治療法を若い患者さんたちに提供できることは、ご家族にとっても待望の新たな選択肢となり、こうした疾患に伴う困難と向き合う中で、希望の光をもたらすものとなるだろう。

タイトルとURLをコピーしました