サノフィは26日、IgG4抗体「リリプルバルト」について、慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)の患者を対象とした国際P3試験(試験ID:NCT06290128)MOBILIZE試験を中止すると発表した。
独立データモニタリング委員会が実施した中間解析の結果を受けこの決定に至ったもの。この中間解析では、MOBILIZE試験で十分な有効性が得られる可能性はきわめて低いと判断された。
中間解析の一環として行われた安全性の検討では、リリプルバルトに関連する安全性上の懸念は認められなかった。
免疫グロブリン静注療法(IVIg)を受けているCIDP患者を対象としたP3試験(試験ID:NCT06290141)VITALIZE 試験などの、現在実施中のリリプルバルトの臨床試験の継続については、適切に評価を行う予定である。
サノフィは、試験責任医師および試験実施施設と連携し、MOBILIZE試験の終了手続きを進め、試験に参加した全ての患者が適切な治療に円滑に移行できるよう支援する。今後、同試験のデータの詳細な解析を進め、今後の研究の方向性を検討するとともに、CIDPの科学的理解の深化に資する知見の獲得に取り組む。

