エーザイは26日、三菱UFJ信託銀行と認知機能に関する情報提供を通じた高齢者向け金融サービスの強化に向けて提携したと発表した。
今回の提携によりエーザイは、三菱UFJ信託銀行に対して、認知症領域に関する約40種類の情報資材や、脳の健康に関する情報サイト 「脳活ライフ特集」に関する情報を提供する。
近年の超高齢社会の進展に伴い、歳を重ねても豊かで安心した生活を送るために、健康管理や資産形成が求められている。認知機能や判断能力は加齢とともに低下する傾向があり、特に金融商品取引においては、その影響に十分配慮した対応が重要となっている。
こうした社会背景に向き合うべく、三菱UFJ信託銀行は、超高齢社会における金融サービスの高度化を目的として、認知機能の状態に配慮した金融商品適合性チェック支援AIアプリの活用を進め、昨年2月から12月までの期間において、500名超の顧客に利用された。
同アプリは、会話や表情といった自然なデータを用い、脳の認知機能を15段階で推定・可視化し、金融商品の適合性判断を支援するための参考情報として活用されている。
今回の提携によりエーザイは、三菱UFJ信託銀行に、認知症領域に関する約40種類の情報資材および脳の健康に関する情報サイト 「脳活ライフ特集」に関する情報を提供する。
同サイトでは、相談先や専門医療機関の情報、脳トレゲーム、エクササイズなどの情報が掲載されている。三菱UFJ信託銀行は、エーザイから提供された情報資材などを活用し、同アプリの利用を起点として認知機能に関する情報提供を開始する。
また、当該情報資材については、三菱 UFJ 信託銀行の高齢顧客サポートの一環として、他の場面での利用も検討していく。これらにより、MCI(軽度認知障害)の疾患啓発や認知機能の維持・向上に資する情報を継続的に提供することで、高齢顧客がより安心して金融サービスを利用できる環境づくりを進めていく。

