第一三共は8日、2025 年 10 月 31 日に公表した2026年3月期通期連結業績の利益予想を下方修正すると発表した。今回の修正予想(カッコ内は従来予想比)は、売上収益2兆1230億円(230億円増)、営業利益2290億円(1060億円減)、税引前利益2640億円(910億円減)、当期利益2600億円(280億円減)。
利益の下方修正理由は、抗体薬物複合体(ADC)製品の供給計画見直しに因るもの。ADCポートフォリオの各臨床試験の結果を踏まえた対象患者の見直しや製品上市年度の延期などによるCMOへの損失補償額の引当として約757億円を計上。加えて、既存生産拠点の生産計画および新規設備投資案件の見直しによる小田原工場のADC関連の設備投資の減損、補償金として約193億円を計上した。

